9話 ページ9
「あの、東雲ちゃん。」
あ。
『牧ちゃん、どうかした？』
「実は、今日の夜笠井さんと東雲ちゃんの歓迎会をすることになっていて、出席確認をしてるんだけど。」
歓迎会か。
飲み会苦手なんだよな。
「A行くの？」
『笠井は？』
「行くよ。こういうの大事だから。」
じゃあ、行こうかな。
『牧ちゃん、参加でよろしく。』
「うん。わかった。」
あ、そうだ。
『笠井。半分頂戴。』
「え？いいの？」
『うん。だって、今回の飲み会は笠井が主役でしょ。ちゃんと定時で終わらせないと。』
拝啓お父ちゃん。
私が、刑事課に書類をとりにくると、不思議なことが起こってました。
いつも、書類だらけの刑事課が書類が片づいてきれいになっていたんです。
「お、川合書類取りに来たのか。お疲れさん。」
「山田さん。なんかいつもと雰囲気違いますね。どうしちゃったんですか？」
「あー、笠井さんと東雲さんのゴールデンペアが片付けちゃったんだよね。すごいよね。今もあそこで何かやってる。システムづくり？みたいな。」
やっぱり優秀なんだ。
ていうか。
「あの二人、お似合いじゃないですか？」
「うん。そうだね。」
なんか山田さん元気ない？
「何かありました？お昼ご飯食べ損ねたとか。」
「いや。別に。ほら、急いで交番戻って書類仕事しないと歓迎会間に合わないぞ。」
あ、そうだった。
「じゃあ、また後で。」
---------
@居酒屋
「では、北条係長、お願いします。」
「ああ。笠井、東雲、町山署へようこそ。これからよろしく。乾杯。」
「「「「「「乾杯。」」」」」」
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みおな - Candydarlinさん» ありがとうございます！嬉しいです。拙い文章ではありますが、今後も温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。 (2021年10月4日 7時) (
レス) id: 432915db26 (このIDを非表示/違反報告)
Candydarlin - 私もハコヅメにハマって、夢小説待っていたので、面白いお話を書いてくださって嬉しいです！更新待ってます！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page13 id: c58da712a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおな | 作成日時：2021年9月17日 12時
