3話 ページ3
「ほら。これでいいだろ。」
『松永さん。ちょっと足りないかな。ポケット膨らんでますよ。なに入れてるんですか？』
「くそ。」
ビンゴ。
『これ不正ドラッグですよね。警察署まで一緒にいきましょうか。川合さん、生活安全課に連絡してくれる？』
「連絡しました。」
はやい。さすが藤さんが指導係なだけあるな。
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「生活安全課です。お疲れ様です。」
『不正ドラッグ所持です。あとよろしくお願いします。』
「はい。」
あ、もう上がる時間かな。
『川合さん、先に上がって良いよ。』
「え。東雲さんはこの後どうするんですか？」
『交番戻って報告書書いたらあがろうかな。』
「あ、じゃあ女子会しませんか？」
女子会？
「今日、藤さんと牧高さんと一緒に私の部屋で飲むことになってるんです。よかったら来ませんか？」
行ってみようかな。
『うん。参加させてもらうね。』
「はい。あ、部屋は302なので。」
『わかった。じゃあ、お疲れ様。』
「お疲れ様です。」
よし。早めに終わらせて合流するぞ。
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あ、ここかな。
(ピンポーン)
「はーい。東雲さん、入ってください。」
『お邪魔します。』
新米警察官っぽいお部屋だな。
「あ、東雲さんここ座ってください。何飲みます？」
『あ、ごめんなさい。私飲めないんです。ジュース買ってきたので。』
「そうですか。あ、牧ちゃん紹介するね。この人新しくうちの交番の配属になった東雲さん。」
この人が牧高さんか。
「初めまして。牧高美和です。所属は刑事課です。よろしくお願いします。」
なんか。
『そんなかしこまらなくても。』
「いや、そういうわけには。だって警部さんですよね。」
「あ、でも牧ちゃんと東雲さんって同い年じゃない？」
「え。そうなんですか？」
あ、たしかに。
『4年生の大学行ってるから私の方が警察官になるのは遅いけど、同い年ですね。ぜひ、仲良くしてください。』
「は、はい。」
『藤さんも私のこと呼び捨てでいいですよ。』
「え、いいんですか？」
なんか距離感じるし。
『はい。』
「え、じゃあ、私Aちゃんって呼んでいいですか？」
「川合、さすがにそれはだめ。」
『川合さん、公務以外の時ならいいよ。』
「わーやったー。」
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みおな - Candydarlinさん» ありがとうございます！嬉しいです。拙い文章ではありますが、今後も温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。 (2021年10月4日 7時) (
レス) id: 432915db26 (このIDを非表示/違反報告)
Candydarlin - 私もハコヅメにハマって、夢小説待っていたので、面白いお話を書いてくださって嬉しいです！更新待ってます！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page13 id: c58da712a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおな | 作成日時：2021年9月17日 12時
