2話 ページ2
(本部から町山交番。駅前の宝飾店にて万引き事件が発生。犯人の特徴は身長180ｃｍの銀髪。至急現場にむかえ。)
(町山。了解。)
お、事件か。近いし私も行ってみようかな。
あれ？180cmの銀髪ってあの人のことかな？
職質かけてみよう。
『すみません。警察です。少しお話よろしいですか？』
あ、逃げた。
『待ちなさい。現場東雲より本部。ただいま商店街の入口にて犯人と思われる男を発見。被疑者は商店街の中を東方面に逃走中。至急応援を要請する。』
(本部了解。)
(現場藤より現場東雲。ただいま町山東交差点より現場に急行中。挟み撃ち可能か？どうぞ。)
『現場東雲より現場藤。タイミング的に町山1丁目交差点で合流可能。100ｍ前からカウントするので、挟み撃ちをお願いしたい。どうぞ。』
(現場藤了解。)
『現場東雲より現場藤。ただいまターゲット町山1丁目交差点100m手前を通過。』
(現場藤了解。)
よし。もう少しだ。
むこうは藤さんと川合さんの二人。こっちは私だけ。犯人はこっち側から逃走を図るはず。
「やべ。挟み撃ちか。」
よし。こっち来た。
『確保。』
「刑事課の源です。代わります。」
「東雲さんお疲れ様でした。」
あ、川合さん。
『お疲れ様です。では、私はこれで。』
「見回りしてたんですか？」
さすが藤さん。鋭い。
『はい。まだこの辺りよくわかってないので、自分の足で調べてみようかと思いまして。』
「じゃあ、川合も同行させても良いですか？」
え？
「え。藤さんなんでですか？」
「川合も一回歩いて覚えたんだから案内できるでしょ？」
『あ、案内なら大丈夫ですよ。地図は頭に入ってるので。』
昨日叩き込んでおいたから大丈夫なはず。
「勉強させてやってください。まだこの子新人なので。」
そういうことか。
『川合さんがいいなら、着いてきても良いですよ。』
「同行させてください。」
------------
あ、あのひと。
『すみません。警察です。少しお話しいいですか？』
「なんすか。」
『身分証見せてください。あと、持ち物確認を。』
「あ？なんでそんなことしないといけないの？」
黒かな。
『やましいことがないなら、できますよね？』
「やましいことなんてねえよ。」
『じゃあいいじゃないですか。見せてください。』
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みおな - Candydarlinさん» ありがとうございます！嬉しいです。拙い文章ではありますが、今後も温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。 (2021年10月4日 7時) (
レス) id: 432915db26 (このIDを非表示/違反報告)
Candydarlin - 私もハコヅメにハマって、夢小説待っていたので、面白いお話を書いてくださって嬉しいです！更新待ってます！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page13 id: c58da712a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおな | 作成日時：2021年9月17日 12時
