【BTS】ウリマンネは天使の生まれ変わり【男主】

【殿堂入り記念番外編】唇から貴方へ ページ22

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きっかけはいつでもくだらない！

今俺はAと追いかけっこをしてる。

きっかけはなんだったかな？
えっと確か、Aが居眠りしてたから寝顔を撮ったらAに消して！って叫ばれながら追いかけ回されてる！


『ホソギヒョン！！！』

「やだー！！消さないー！！」

『僕ブサイクだからやめて！！！』

「可愛いーーー！」


そう言って写真にキスするとAは一瞬固まって、またスピードをあげて追いかけてくる。

恥ずかしくて真っ赤に染まった顔で追いかけてくるのが面白くて面白くて堪らないㅋㅋ

走っているとメイクを終えたテヒョンが歩み寄ってきた。


V「何やってるの？」

『テヒョニヒョン！聞いて！ホソギヒョンが僕の隠し撮り消してくれない！』

V「ヒョンー！俺にも送って！！」

『あーーテヒョニヒョンまで……』


興奮して息が荒いA。
こっちこっちとソファへ誘導すると、まるで牛のようにAはソファに突っ込んできた。






『やっと捕まえた！！！ ホソギヒョン消してください』

「やだね！ Aは僕の言うこと聞けないの？」

『それとこれは違う！！ 持ってても意味無いから消してくださいーー』


スマホを高く翳しながらまた画面にキスしてみせる。


「だってAの寝顔、天使みたいで可愛いよ？」


あ、また固まった。

Aは褒められるのに慣れてないからすぐに顔赤くするし固まる。可愛いウリマンネ！


『…可愛くないです』

「可愛いって〜！ ほらにーってして！」


笑った顔はもっと可愛い！

ソファに転がったAをくすぐって、その体の上にぐったりと寄りかかる。


『ヒョンのせいで疲れちゃいました…』


そりゃああんだけ走ったもんねㅋㅋ
バテているA。



「あ、お腹出てる」









(chu)









『くすぐったいーー！』


また声を上げたAに笑いが止まらない。



「はははっ！ 楽しい！！」




こんな幸せな日がいつまでも続きますように。

Aが不安で塞がることのないように。
Aが安心して笑えるように。


希望の名にかけて、俺が続けてみせる。





【お腹へのキスは回帰】

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