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再会 ページ15

EL▽





頷くとヒョン達は声を上げて喜んでくれた。


JN「ほんとに?! これから、ずっと過ごせるの?」

『うん…。本当はまだ言っちゃだめなんだけど……。今日、こうなるなんて、思ってなくて……』


改めて口に出すとやっと収まったのにまた涙が溢れてくる。
霞む視界の中で、僕は懸命にヒョンの顔を追った。


JM「もう離れない?」

『僕も離れたくないです』


ジニヒョンなんかは、その端正な顔をぐちゃぐちゃにして喜んでくれている。
まだホソギヒョンに抱きつかれたままの僕は、ジミンに手を握られながら満面の笑みを浮かべた。


そんな中、スタッフさん達の人混みを掻き分けて携帯で誰かと話しながら部屋に入ってきた。



MG(マネージャー)「はい、はい、__、今変わります。プロデューサーからだ」



そっか、今日はこのマネヒョンが一緒だったんだ。この人がこれからマネージャーをしてくれるとプロデューサーに紹介された日のことを思い出した。


《イベントは成功したか?》


受話器ごしに聞こえるプロデューサーの声。ヒョン達が口を揃えて返事をすると、プロデューサーは話し始めた。


《予想外のことがあったようだね》

V「はい! 嬉しかったです!」


Vヒョンが正直に答えると、パンPDは笑った。



《予定より早くなったが、これも予想通りだ。Aを防弾少年団に正式に合流させたいと思う》



プロデューサーのその言葉にジミニヒョンが僕の手を強く握りしめた。


《だが当分の仕事はA抜きでの7人で行う。宿舎でのVライブ、セルカも、公式に発表するまではAを絶対映すな。無論、Aの名前を出すことも禁止だ。》


パンPDの言葉に皆強く頷く。


《これからも頑張れ》

「「「はい!!!」」」



《A》


唐突にプロデューサーが僕の名前を呼ぶ。


『はい』

《荷物は送っておいたぞ。帰りは同じバンに乗って帰ってこい》


その言葉が指すこととは


『はい、ッ…!ありがとうございます、PDニム!』


僕は嬉しくて声をあげて泣いてしまった。
こんなに嬉しい日があるだろうか。


SG「バンが最近大きくなったのってこのためだったのか?」


ユンギヒョンのその言葉に、僕はとっくに切れてしまった電話に向かって笑いかけた。


プロデューサーはあんなことがあってもずっとわかってくれていたのかもしれない。

だって防弾少年団のプロデューサーだから。

プロデューサーの思いに胸がじわっと熱くなった。





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白鳥彩(プロフ) - すごくおもしろいです!是非パスワードを教えてください。これからも応援していきます! (2023年1月2日 13時) (レス) id: 14f3399da6 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - すごく、おもしろいてす。是非パスワード教えてもらいたいです。これからも大援してます✨頑張ってください。 (2022年3月20日 15時) (レス) id: 94a9bcecb9 (このIDを非表示/違反報告)
キチ(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです! (2020年6月23日 23時) (レス) id: a660e3d78b (このIDを非表示/違反報告)
ふくちゃん - 最高の作品です!ぜひ続きをよろしくお願いいたします!! (2019年2月13日 23時) (レス) id: caf3a9e48f (このIDを非表示/違反報告)
パボ(プロフ) - とてもいい作品でした…(泣)そして次の作品のパスワード教えていただいてもいいでしょうか?? (2019年1月5日 8時) (レス) id: c5856a50f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おるか | 作成日時:2018年2月22日 22時

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