【BTS】ウリマンネは天使の生まれ変わり【男主】

とあるショーケース ページ8

JK▼




今日はショーケース。俺達の新しいアルバムが大ヒットしたから盛大にやろうね、そうホソギヒョンに言われたけど、俺はあまりやる気が出ない。


衝撃すぎた。
画面に映るAはあの頃とちっとも変わってない。可愛くて儚くて消えちゃいそうな俺のA。

あの動画を見てから昔のことを鮮明に思い出すようになった。ふとした瞬間に、「グクヒョン」って呼ぶAの声が聞こえる。

俺の方がヒョンなのに。
悩んでいたAに何も出来ずに固まっていた俺。


ねえ、A

Aに会って謝りたい。
手を握って、ちゃんと目を見て、気づけなくてごめんねって。

Aに触れたい。触りたい。
Aの声をこの耳で聞きたい。またあの可愛い声で俺を慕って来て欲しい。


ああ、会ったら泣いちゃうだろうな。
頼りないって思われたくないけど、ずっとずっとAに会いたかったから。





今日は君に誇れる俺になるよ





RM「ジョングガ、もうすぐ出番だよ」

「はい、ヒョン」





だからどこかで見てて。

大事な大事な俺の弟。

ずっと俺はAのことを考えているから。









「パンガプスムニダ！ 会いたかったです！」





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