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A-studio -2- ページ43

A-studio -2-



鶴「ジャニーズに女の子ひとりやろ?入るきっかけは?」



九条「私の実家が料亭なんですけど、そこにジャニーさんが来たときにスカウトされました。」



鶴「俺もたまに行かせてもらうで。でも、スカウトなんてすごいよな。」



九条「YOU、気に入った。ジャニーズに入っちゃいなよ。と言われまして。」



ア「本当に、YOUって言うんですね。」



九条「言いますね。両親は仕事で忙しいし、兄も学校から帰るのが遅くなって、私一人になるのを心配した母が、面白そうだし入ってみればってことで、入りました。」



鶴「そのときはジャニーズってどんなものか分かってたんか?」



九条「いえ、全然。入ってから、歌とダンスのレッスンがあったのですが、その先生にここにいることは誰にも言っちゃダメだよと言われて、他のJr.と会う機会も全くなかったので、本当に私はジャニーズ事務所に入ったのか分かりませんでした。」



鶴「じゃあ、今のメンバーとはいつ知り合ったん?」



九条「ANOTHERという舞台がありまして、そのときに初めて会いました。」



鶴「それまではずっと一人?」



(人)1「そうですね。ジャニーさんも私をソロデビューさせようとしてたみたいなんですけど、舞台で仲良くなった今のメンバーと同じグループでデビューすることになりました。横山くんが働きかけてくれたみたいで。」



鶴「そうやったんか。ほんまはソロデビューするはずやったんか。」



九条「はい。そのために標準語のレッスンもあったりして。」



鶴「でも、普段も関西弁話さんよな。」



九条「父が東京の人だったので、もともとそんなに関西弁を話さなかったっていうのもありますし、レッスンもあったので、あんまり話さないですね。」



鶴「酔ったときに関西弁になるんやろ?村上が言ってたで。」



九条「…村上くん、余計なことを。」



鶴「せっかくやから、なんか関西弁で話してや。」



九条「関西弁ですか…おおきに。」



鶴「それだけかい!」






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まだ続きます。

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作者名:しゃち | 作成日時:2016年10月26日 12時

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