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想いが過去に変わって -3- ページ4
想いが過去に変わって -3-
「来てくれないかと思った。」
「ちゃんと返信したのに。」
「でもさ、不安だったよ。」
開口一番、斗真くんはそう言った。
行きつけの個室のお店で向き合い、1つのお鍋をつつく。
私は考えてきた言葉をいつ言うか迷っていた。
「あのさ、」
「ん？」
「…斗真くんって、しゃぶしゃぶとすき焼きどっちが好き？」
「いきなりなんだよ。」
斗真くんは笑った。
私は結局何も言えないまま、また同じ帰り道を歩く。
けれど、やっぱりこのままじゃいけない。
そう思って私は立ち止まった。
「…李々、ちゃん？」
斗真くんは振り向いて不思議そうに私を見た。
「やっぱり、私を好きにならないほうがいいよ。」
ー想いが過去に変わって
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長くなりそうな予感。
お題配布元::確かに恋だった
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作者名：しゃち | 作成日時：2016年10月26日 12時
