もしも、の世界 ページ25
もしも、の世界
「可愛いねー。」
「ほんまやなー。」
どうも、安田章大です。
今8UPPERSに収録されるドラマの休憩時間なんやけど、只今、大倉に抱かれたえいと役遼也くんの頰を李々がつんつんと指で押しています。
…夫婦にしか見えへん!
将来二人が結婚して子供が産まれたらこんな感じになるのかなと思って眺めていると、横ちょが隣に座った。
「李々にも母性本能あったんやな。」
そして、そう言って撮影で使うりんごジュースを飲む。
「そりゃ、女の子やもん。」
「…俺、李々が結婚したら泣くかもしれへん。」
横ちょは大倉と李々を見ながら言った。
大倉と李々は遼也くんとセットの中で遊んでいる。
「せやから、まだ嫁には出せへんわ。」
まだ俺の妹でおって欲しいからな、と笑った。
「そうやな。」
横ちょはどう思っているのだろうか。
大倉と李々のこと。
俺はお似合いだと思ってるんやけどな。
「いつかみんな結婚するんかな。」
俺の呟きに横ちょは、どうなるんやろうな、とだけ返す。
「もしさ、メンバー同士が結婚するってなったらどうする?」
そう言っても横ちょは顔色を変えずに大倉と李々を見つめる。
横ちょだって気付いている。
あの二人の独特の雰囲気。
「…どうなるんやろうな。」
それでも、さっきと同じ答えをするだけだった。
ーもしも、の世界
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大倉とえいとくんが可愛いから。
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作者名:しゃち | 作成日時:2016年10月26日 12時