幼なじみのキミ【名前変換】４

Story.156 ページ6

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中村を頼むって…









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翔太「ど、どゆこと?」

瑞希「え、Aちゃんを送り届けること。」









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翔太「はっ…何で俺が…」









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コイツを泣かせたのは俺だぞ?

瑞希の方がいいに決まってるだろ。









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瑞希「翔太?」

翔太「ゴメン、無理。」









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こんな小さな体にどれだけ悲しませたことか。

俺といたらもっと中村を泣かせることになる。









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瑞希「翔太…顔上げて。」

翔太「んっ…」









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言われるがままに顔を上げると、









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翔太「いっ…」









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瑞希からデコピンをくらった。









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翔太「きゅ、急になに!?」









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瑞希「本当は殴ろうかと思ったけど、

Aちゃんに感謝しなよー。









もし翔太を殴ってたらAちゃん、

ビックリして起きちゃうかもだし。」









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いやいや、質問の答えになってねぇし!

何て、心の中でツッコミを入れて。









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デコピンした瑞希を睨むが

瑞希はずっとにこにこ顔のまま。









そして、瑞希は小さく口を開く。









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瑞希「あのさ、俺はどうしてAちゃんが

あんなに泣いてたか知らねぇし、









どうして翔太がこんなに

機嫌悪いのか知らないけど…









好きな子を泣かすのは一番よくないぞ。」









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翔太「っ…」









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んなの、俺が一番分かってることよ。

瑞希に言われなくても分かってる。









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瑞希「とにかく、翔太はAちゃんを

責任もって送り届けて、ちゃんと謝ること。









話はそれからちゃんと聞くからさ。」









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