幼なじみのキミ【名前変換】４

Story.176 ページ26

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私の顔バレてないよね?

皆気づいてないよね?









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そのことだけが不安で。

でも目の腫れが引いてきたのかな?









彼らは私の顔に気づく様子もなく

家の前で立ち話。









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優奈「うーん、アポなし突撃訪問ってやつ?」









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桜「アポなしって…優奈先輩、

Aさんに言ってなかったんですか。」









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翼「というか、こんな朝早くなくても

良かったんじゃない?」









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瑞希「そうそう。Aちゃんだって

まだパジャマ姿だし、多分寝起きだろうし。」









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私の家の前で立ち話をする四人。









話に付いていけない私は

ただここで突っ立ってるだけで。









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優奈「というか、ここで立ち話も何だし

早く中に入ろうよ。」









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あ「へ?」









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翼「そうだね。朝早いからちょっと肌寒いし。」

瑞希「明日からテストだし早く勉強したいしな。」









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家主の私を無視して勝手に話を進めて、

勝手に家に上がる話になってる…









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翼「ということで、悪いけどお邪魔するね。」

あ「え、あの…」









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瑞希「ケーキも持ってきたからなー。」

桜「Aさん、お邪魔します…」









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瑞希君は私にケーキの箱を渡し、

桜ちゃんも一つお辞儀して続けて入っていく。









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あ「ちょ、ちょっと…!」

優奈「AAっ!」









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最後に入る優奈が私の腕を絡めた。









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あ「あの、優奈…これは一体…」









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優奈「ごめんごめん。

やっぱり連絡無しはまずかった?」









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あ「それは…まぁ、大丈夫だけど…」

優奈「本当に?」









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あ「ほ、本当だから! 少しだけ驚いたけど…」

優奈「ははっ、だよね。」









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当然か、と呟いて他人事のように笑う優奈。

この子…本当に反省してるんだか…









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優奈「まぁ、とりあえず私もおじゃまするね。」

あ「あ、あぁ…うん。」









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