帰宅 ページ9
in降谷名義の家
貴方目線
零「A…ご両親が亡くなった時の話してくれないか?」
貴「えっ…」
零「さっき話て泣きそうな顔だったから…今まで我慢してたんだろ?」
その言葉で何かが切れた…
貴「あの日…ようやくお父さんたちの会社が一段落着いて…久しぶりに家族で過ごせると思ってた」
貴「もうすぐ着く連絡がお兄ちゃんの携帯に連絡が来て…それでお兄ちゃんと2人で外で帰ってくるのを待ってた」
貴「そして…お父さんたちの車が来たと思ったらお父さんたちの車は衝突して…お父さんたちは…」
貴「それが目の前で起こって…悲しくて…泣きてたら、お兄ちゃんが視界に入らないようにしてくれた…」
貴「その後、お兄ちゃんは…高校を辞めて…会社を引き継いで…由利さんは…住んでいたアパートを引き払ってまでして…私の面倒を見てくれていた」
貴「それでも…やっぱり高校から帰って来るまでに時間がかかるからって…ゆら、雪の家でお世話になっていた…」
貴「だから…私はアルバイトが落ち着いた高二の時に家を出た…」
貴「本当は…寂しかった…お兄ちゃんにそばにいて欲しかった…学校行事にも参加して欲しかった…」
貴「でも…お兄ちゃんたちに迷惑を掛けたくなかったから…言えなかった…」
零はずっと私の話を聞いてくれた
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作者名:獣神化 | 作成日時:2020年2月7日 18時