車の中 ページ49
貴方目線
貴「零…さっきの子供の話なんだけど…」
零「それがどうした?」
貴「あれって…本気なの…?」
零「えっ」
貴「えっ」
まさか本気なの!?
零「あのな…本気じゃなかったらなんだよ」
貴「てっきり、お兄ちゃんに合わせたのかなって…」
零「はあ」
そんなバカでかい溜め息ある!?
零「なんでそう思ったんだ」
貴「仕事が仕事だし…そんな子供の話なんてしないから…てっきり、お兄ちゃんたちに合わせたのかなって…」
零「確かに俺たちの仕事は危険だ。だけどな…俺はお前と幸せな家庭を作りたいって思ってる」
零「お前が妊娠したらすぐに退職してもらう」
貴「せめて安定期まで仕事させて!」
零「チッ」
貴「舌打ちしないの!」
零「家に帰ったら覚悟しとけよ」
うん…何も聞こえない…
零「明日足腰立たないようにしてやる」
聞こえない…聞こえない…
うわぁぁ〜着いちゃたよ
零「さぁ、やるか」
貴「き、今日は疲れたし…」
零「ダメ〜…折角の誕生日なんだからベッドの上で祝いたいんだ」
そのままおいしく食べられました
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作者名:獣神化 | 作成日時:2019年9月14日 21時