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私はふと何故自分が記憶喪失になったのかを知りたくなった。
あんなゾムさんのような素敵な人を忘れてしまう、だなんて……
ゾムさんの為にも私は、記憶を取り戻したかったのだ
部屋中を探し回ると、ゴミ箱にぐしゃぐしゃになった紙が捨てられていた
それを読んでみるとどうやら私は精神的なダメージのせいで記憶喪失になったのだそう。
精神的な…？どういう事なんだろうか
ふと部屋の片隅の影を思い出す。ちらっと見ると、やはりそこにだけ影がかかっていて何も見えない。
この部屋の一角に、黒く塗りつぶされたところがあるのだ。
私の視界からはそう見えるのだけれど、どうやらそれにはしっかりと形があるらしく、触るとゴツゴツしている
その時だった。
黒く塗りつぶされたところに、ゾムさんの写真が浮かび上がってきたのだ
えっ…と声を漏らす。その瞬間私は全て思い出した
彼は死んでしまったのだ、と。
ご飯を一緒に食べてくれていたゾムも私の妄想であったわけだ。
毎日私がご飯を頑張って食べても、1人分残飯になるにきまっているじゃないか
私は、私の食事は、これからも一人。
悲しみにくれている私の左手には、紅く染まった指輪がはめられていた
孤独な食事
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)褒めて頂き、嬉しい限りです！更新頑張らせて頂きます！ (2017年7月3日 21時) (
レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます！どの話も素敵で･･･更新頑張って下さい！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)応援して下さっているなんて感謝感激です！今後とも精進するので、よろしくお願いします！ (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます！更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます！！ (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時：2017年5月20日 2時
