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大きな音をたてて、自室の扉が開く。
何事かと顔を上げると、そこにはいつもうるさいコネシマが血相を変えて立っていた。
｢おい、シャオロン！！｣
どうせ、そんな大事なことじゃないだろうと適当に返事をする
｢んー？どうしたん、シッマ｣
少し顔を曇らせて、シッマは
｢お前の部下が…、大怪我して帰ってきたんや…｣
と言った。
その瞬間、あいつの顔が頭によぎった
そんな事ないだろうと頭をふり、震える口で問いた
｢は？…誰なん｣
｢確か、Aとか言ってた気が___｣
俺は走り出した、場所は聞いてないが多分医務室だろう。
無我夢中で医務室へと走った。
バンッと部屋の扉を開け、カーテンの閉まっているベッドへと歩みを進める
少しだけカーテンを開けて中を覗くと、奴がすやすやと寝ていた。
傷だらけの彼女を見て、苦しい気持ちがこみ上げてきた
追いかけてきたのか、シッマは扉にもたれてこう言った。
｢そいつな、シャオロンに褒めてもらう為に頑張るんです、って張り切ってたんやで。めちゃくちゃ敵倒してたしな。｣
じゃあ、俺は行くわ〜とシッマは去っていった。
じっとAの顔を見る。死んだように眠っている彼女を見て、冷たくあしらった自分を悔やんだ。
｢ごめんな、本当は好きなんや。｣
好きでいてくれた彼女に申し訳なくて、ぽろぽろと涙が流れる。
俺も好きなんや、態度には出せないけれど。
寝ている彼女に言うなんて卑怯だけれど、こんな俺を許してくれ。
そっと鼻にキスをして、医務室から出た
｢____________っぇ。｣
彼女が起きていた事を知るのは、またいつのことやら。
戦場と想い出
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)褒めて頂き、嬉しい限りです！更新頑張らせて頂きます！ (2017年7月3日 21時) (
レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます！どの話も素敵で･･･更新頑張って下さい！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)応援して下さっているなんて感謝感激です！今後とも精進するので、よろしくお願いします！ (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます！更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます！！ (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時：2017年5月20日 2時
