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今日は二人とも外に出たい気分だったので、スイーツパラダイスというものに行ってみた
とにかく甘い香りを纏ったケーキ達がたくさんいて、どれもこれも全て胃袋におさめたくなるような可愛さ。
皿にぎゅうぎゅう詰めになるくらいのせて満足し、テーブルに戻る
既にオスマンはテーブルに戻っていて、私が戻ってくるのが見えたのか私の方を見てにこにこと笑っていた。
ことん、と皿をテーブルに置きゆっくりと腰をかける
｢Aめっちゃのせてるやん｣
少し呆れた顔でこちらを見る
オスマンの皿を見ると綺麗なケーキがぽんぽんとおかれていた、まさに彼らしいといったところか。
｢詰めれるだけ詰めた、可愛い｣
私が幸せのため息をつきながら皿を眺めていると
｢そんな大阪のおばちゃんみたいな事言う〜｣
とツッコミを入れてきた。可愛いは正義だ、これは世界の常識。
そういって返すと彼にはいはい、と流された
もぐもぐとケーキを頬張っていると、並べられているケーキ達を新たなケーキに差し替えている男の店員さんがいた
その時、ふと思ったのだ
｢あ、あの店員さん凄い好き｣
思った事が口に出てしまうとはこの事か。
キラキラとしたケーキ達を運んでくる店員がかっこよく見えたのだ、その9割はケーキが占めているのだが。
｢は？｣
オスマンの方を向くと怪訝そうな顔をしていた
｢え、何オスマン｣
｢いや、Aにも好きとかいう感情あるんやなぁって思ってな。｣
確かに異性に関心は無いけれど、興味はある。
じゃなければオスマンを好きという感情が嘘になってしまうから
｢そりゃ感情くらいあるよ、普通に好きな人とかいるしね。｣
ぱくぱくとまたケーキを食べ出すと、オスマンは俯きながら
｢なぁ、それって俺だったりせーへん？｣
と一言。
私はフォークを音を立てて落としてしまった、普通聞いてくるか、そんな事。
うーんと顎に手を添えて
｢牽制してたつもりだったんやけどなぁ、これで俺やなかったら泣くわ｣
｢女友達感覚でみてたぁ、なんて無しやで。｣
言おうとしていた台詞をぐっと押し込める。
危ない危ない、全く同じ事を口走ろうとしてた
私は、笑って答えた
｢ずっーと好きだよ、ばか。｣
これで今日から甘い恋人。
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うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - ウケさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)褒めて頂き、嬉しい限りです！更新頑張らせて頂きます！ (2017年7月3日 21時) (
レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
ウケ - いつも更新楽しみにしてます！どの話も素敵で･･･更新頑張って下さい！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: 8c0ab5ece7 (このIDを非表示/違反報告)
うぉっしゅ蜜柑(プロフ) - たかちんさん» コメントありがとうございます(´ｰ｀)応援して下さっているなんて感謝感激です！今後とも精進するので、よろしくお願いします！ (2017年6月12日 17時) (レス) id: eaa142400f (このIDを非表示/違反報告)
たかちん(プロフ) - いつも応援してます！更新楽しみに待ってました(^o^)トントンの小説わくわくしながら待ってます！！ (2017年6月12日 16時) (レス) id: d1b7bc89b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぉっしゅ蜜柑 | 作成日時：2017年5月20日 2時
