隣の席のジフンくんのお話し ページ8
ーー
「ジフンくんか、よろしく！」
「おう、よろしく」
本日6月に入り、今年初の席替え。
うちの担任はルーズで有名で、席替えはひと学期にするかしないか。
そんな貴重な席替えで隣になったのは、クラスのうるさい男子とは異質な存在の、イジフンくん。
ガタガタ運んできた机を恐れ多くもジフンくんの隣に並べながら、チラッと彼を観察する。
うわー…ジフンくん、すごく可愛い…手、綺麗……
ジフンくんをボーっと見ていると、突然後ろから肩が組まれる
「A！おまえそんな後ろかよ！つまんねーなー」
「もう！びっくりさせないでよスニョン、ほら自分の席戻って」
「ちぇっ、つれねーのー」
勢いよく肩を組んできたのは幼馴染のスニョン。暇になるとよくわたしに絡みに来る。いい迷惑だ
机を移動する距離が短かったらしく、みんながまだ席を移動させている中、出歩いてブラブラしている。
スニョンはクラスのお調子者だ。
みんなは人気者…とか言うけどわたしから見たらただただうるさいだけのしょうもない奴にしか見えない。
ーー
結局、わたしの席は教卓のある列の一番後ろ、右側で、前の席はヘミ、左隣りはジフンくん。
右側2列は人数の関係で机が無い。
ちなみにスニョンはわたしの列の一番前、教卓の目の前だから寝れない〜！って騒いでる。はぁ、馬鹿か。
ーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヤマシロ(プロフ) - rateさん» ご報告ありがとうございます！申し訳ないです(; ; ) (2016年7月26日 22時) (
レス) id: 78bb4ab01d (このIDを非表示/違反報告)
rate - オリフラがたってますよ (2016年7月25日 23時) (レス) id: 5a2aa250eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヤマシロ | 作成日時：2016年7月25日 6時
