おやつの時間。

インスタ2 ページ6

今日は放課後は友達とクレープを食べた。
友達は中学からの親友、ミヒョン。
学校の近くにクレープ屋さんがあるということを聞いて、2人で探し回った。
歩き回り20分後、移動式のクレープ屋さんが公園の近くにあった。
学校から直行すれば5分もかからないところにあった……

2人でタピオカとクレープを頼んで、歩いて少し熱くなった体を冷やす。
私はチョコバナナアイスで、ミヒョンは、サラダクレープ……

「ミヒョン！サラダクレープなんてクレープじゃないよ！？」
「いや……Aあんたのクレープもどうかと思うけど…」

ミヒョンのサラダクレープはポテトサラダがレタスとクレープ生地に挟まれただけの(あ、トマトも挟まってる)甘さのかけらもない"おかずクレープ"。よくそんな甘くないの食べるよ…

その点私のチョコバナナアイスクレープはチョコを増量してもらって、とっても美味しそうなクレープ！はぁ、幸せだぁ……

「A、撮るよ〜」
「はーい…、じゃあ私も撮る〜」

恒例の撮影会を手短に終わらせて、目の前のチョコが垂れそうなクレープを齧る。
ん〜〜〜！！美味い！！甘くて、幸せ……
クレープをモグモグしながら写真をそれぞれインスタにあげる。

ーーめっちゃ美味しい〜！#クレープ屋#チョコバナナアイスクレープ#ほっぺが落ちそう#withミヒョン

するとあげたばっかりなのに、反応がたくさん…みんなチョコバナナアイスクレープ好きになってくれるといいな……


あ、ジスくんからコメント！美味しそうだね！僕も行きたいな。だって、ぜひ行こう！ここのクレープ、美味しいよ〜！と、返信。

クレープの良さ、布教しよう。
仲間を増やそう！


「ミヒョン！クレープって美味しいね！」
「何よ今更、当たり前でしょ…それよりあんた、口の周りチョコベタベタ。拭くから待って」
「えへへ〜ミヒョン、ありがと〜」

ーー

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