今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:50,023 hit
小｜中｜大
#111 ページ11
久しぶりに渚沙に会って、
まさかこんな状態でのご対面とは...
あの弟とのことが原因なのか...
とにかく背中でぐったりした渚沙の体調の方を優先にしないと。
家まで戻り、
玄関のドアを開けると、
お姉ちゃんが慌ててリビングから出て来た。
『海人っ、だいじょう....(？！)知り合いだったの？？』
海人「ごめん.....事情は後で話すから...」
お姉ちゃんに背中にいる渚沙を見せ、
とりあえずリビングのソファで寝かせることにする。
マジで、全身氷のように冷たくなっていて、
ヒールを脱がすと、所々赤くなっていた。
それに......
最後に会った時より、だいぶ痩せた気がする。
.
.
『これ、使って。』
そういって俺に、モコモコのブランケットを渡す。
『それとパジャマ。新品のあったから、よかったら着てもらって？』
海「えっ.....でも。」
『バカ、こんな状態でどうやっておうちに帰すの？泊めてあげなさいよ。』
お姉ちゃんはどうやら俺たちの関係を悟ったみたい。
『私、部屋にいるから。もし何か必要なことがあれば言ってね。』
海「ありがとう....マジ助かった。」
お姉ちゃんが持ってきてくれたブランケットを渚沙にかける。
少し前まで寒くて身震いしていた渚沙は
温かくなったからか、
そのまま眠ってしまった。
(しらふでこんな弱々しい渚沙、初めて見たな.....。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 225人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋風 - uhaaさん» コメント、ありがとうございます。最高だなんて言っていただけて凄くうれしいです！！作者としても感情移入してもらえる作品が目標でしたので、励みになります！これからも楽しんで読んでください。応援よろしくお願いします！！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: b4e59471fe (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - めちゃくちゃ胸が締め付けられました！！最高です！！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 67f0042777 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋風 | 作成日時：2019年10月3日 5時
