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#102 あなたside ページ2
ハッキリ伝えると、
紫耀は私の上からそっと離れ、
ソファーに座り直した。
私もゆっくり起き上がり、そのまま紫耀を見た。
紫耀は
大きく開いた足に肘をつき、両手で顔を覆っている。
彼が何を思ってて、考えてるかは全部は分からないけど、
これ以上、私の事で悩ませたり、煩わせたくないって思った。
今しかない。
私は、
床に降りて正座をし
「ごめんなさい.....」
と紫耀に深く頭を下げた。
紫耀「(？！)おいっ、何やってんだよ。止めろって！」
止めさせようと、頭を下げる私の体を揺する。
でも私は無視して続けた。
「紫耀と一線を越えてしまったこと...今更だけどものすごく後悔してる。
あの時は少しでも誰かの愛情が欲しくて...自分の心の弱さが勝って...
紫耀のっ、紫耀の人生を私が壊しちゃって...本当にごめんなさい。」
.
.
紫耀「止めろって...言ってんだろ！！」
.
.
私は紫耀に体を起こされ
力いっぱい強く抱きしめられた。
紫耀「もう、分かったから...お願いだから..止めてくれよ。」
(紫耀っ...)
紫耀「お前が俺に謝る必要なんて、ない。
それに、俺は一度も、渚沙に人生壊されたなんて思ったことねーから。」
「嘘...」
紫耀「嘘じゃねーよ。 むしろ、俺が渚沙の人生を壊したんだよ。」
「そんなことっ...」
私を抱きしめる紫耀の腕に
もっと力が入った。
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秋風 - uhaaさん» コメント、ありがとうございます。最高だなんて言っていただけて凄くうれしいです！！作者としても感情移入してもらえる作品が目標でしたので、励みになります！これからも楽しんで読んでください。応援よろしくお願いします！！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: b4e59471fe (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - めちゃくちゃ胸が締め付けられました！！最高です！！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 67f0042777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋風 | 作成日時：2019年10月3日 5時
