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#108 あなたside ページ8
そんなことを考えながらも、
一度だけ来たことのあった海人の家まで辿り着いていた。
色々考えてたからか、
結構すぐ着いたように感じたものの、、携帯をみると３０分以上歩いていた。
(こんな遠かったんだ。)
時間を見たからなのか、
今まで感じなかった寒さと、足が痛むことにも気づいてしまう。
.
.
海人の家の前まで着いたはいいけど、
何で来ちゃったんだろう.....
来てしまったことに後悔をし始める。
(私、何してんだろう。)
今更、どんな顔して海人に会えばいいんだろう..
家まで来られて 海人にとっては凄く迷惑だよね...
とかいろんなことを冷静に考えたら、
やっぱり会わずに帰るべきだと
ここまで来たけど、私は来た道を引き返すことにした。
(はぁ....寒いな。)
そんなことを思って歩き出そうとすると、
”こんばんは。”
誰かに声をかけられた。
(えっ、誰っ....)
目線をあげると、
目の前にはコンビニの袋を持った女性が立っていて、
”どうかされましたか？”
黙っている私にその女性は続けて聞いてくる。
(なんだか、海人に似てる気がする.....(？！) もしかして..)
私は悟った。
海人のお姉さんだって。
私は慌てて
何も言わないのは失礼だと、
「あっ、何でもないです。失礼します。」
とだけ言い残し、
その場から早足で去った。
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秋風 - uhaaさん» コメント、ありがとうございます。最高だなんて言っていただけて凄くうれしいです！！作者としても感情移入してもらえる作品が目標でしたので、励みになります！これからも楽しんで読んでください。応援よろしくお願いします！！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: b4e59471fe (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - めちゃくちゃ胸が締め付けられました！！最高です！！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 67f0042777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋風 | 作成日時：2019年10月3日 5時
