見 守 る ページ11
今回は凌sideです！
『凌！
おはよう！』
彼女の朝の挨拶は
いつも元気だ。
眠気も吹っ飛ぶ。
「おはよう。」
俺は落ち着いて
あいさつをする。
顔が火照らないように、
平静を装って。
俺は、隣の席の女子、
Aが好きだ。
Aとの出会いは
数ヶ月前。
新しい制服に見を包んで
初めて登校した入学式で
Aに出会った。
同じクラスになって、
その時はどうとも
思っていなかったけれど
Aから話しかけたり
してくれるうちに
自然と心はAの方へと
寄っていった。
気づけば俺はAの虜だった。
授業中、
休み時間、
登下校中、
部活の時、
いつもAのことが
頭から離れない。
そして今日から2学期。
夏休み中の会えない時間も
頭はAでいっぱいだった。
『なんかすごい
考え事してるねー？』
「あはは、笑
ちょっと色々思い出してた、笑笑」
『なんかロマンチック、笑』
Aとのこんな
何気ない会話が好きだ。
これ以上もこれ以下も求めない。
(いや、本当は
あわよくば付き合いたい、とは思ってるけど。)
だから俺はこれからも
隣でAを見守り続ける。
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消化不良な感じの終わらせ方にしてみました(^^)
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作者名：み か ん | 作成日時：2018年8月22日 2時
