【ヒロアカ】ブラコンって言うけど、弟が可愛いのが悪いと思う (ページ7)

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私も怒る時は怒るんだからページ7

「出久…お姉ちゃんが言いたいことは分かるね？」

「ごめんなさい…。」

「はぁ…なんで君はそんなに怪我をするのかね？今回は腕だけじゃなく足まで…。」

救助訓練の授業で敵が侵入してきたのだ。
明日は学校休みなのです。

友達や先生を助けるために個性を使ったらしい。

いやね、別に助けるなとは言ってないのよ。

ただ、出久は人を助けるだけ助けて自分のことはどうでもいいようにする。

それが良くない。

「自己犠牲って言うの？それやめた方がいいよ。」

今回の件に関してはさすがの私も怒る。

「で…でも……」

「でもじゃないよ。相手は敵だ。死んでもおかしくない状況だった。生きてることが奇跡だと思いなさい。」

「……はい。」

厳しめに言ったので、反省しているようだ。
少し可哀想になってきた。

今まで個性を使ってこなかったから使い方が分からないのだろう。
そうだとしても怪我し続けるのはやめて欲しい。
ボロボロな出久見てたくないよ。

「ずっと怪我ばっかして…お姉ちゃん心臓持たないよ…。お母さんも心配してる。」

雄英に入ってから怪我ばかりしていて心配で心配で心臓が破裂しそう…。

「少しずつでいいから怪我減らしていこ？お姉ちゃん心配しちゃう！」

「う…うん！がんばる！」

グッと両手でグッと拳をつくる出久かわよいですね。