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なんかもう出久という存在が愛おしい ページ4
入学式は個性把握テストをしていたらしい。
担任は相澤先生だったのか…。
最下位だった人は除籍と言われ、出久が最下位だったようだ。
まぁ先生の嘘らしく出久は無事高校生活を送れるとのこと。
良かったね。
これで一安心かと思いきや、戦闘訓練で大怪我をした。
勝己との戦闘で思い切り個性を使い腕をぶっ壊していた。
授業が終わり保健室へ走った。
ｶﾞﾗｯ
「出久！！！」
「お…お姉ちゃん…。」
出久は顔を真っ青にし冷や汗ダラダラだった。
無茶をするなと、大怪我をするなと言ってきたからだろう。
出久をギューッと抱きしめた。
今の私は怒るよりも無事でよかったという気持ちの方が強い。
「お姉ちゃん…僕大丈夫だよ。」
「お姉ちゃんには大丈夫に見えません。」
うぐっ…と気まずそうにする出久。
とても可愛い。本当は撫で回したい。
でも我慢我慢！今回は厳しく…
「ごめんね…お姉ちゃん……。」
き、厳しく………
耳が生えてる…！しゅんって垂れてる！
ぐぬぬ…
「あー！！もう！！可愛いんだから！！！」
負けた。
出久可愛すぎる。
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作者名：浅葱 | 作成日時：2021年10月5日 3時
