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ガタンゴトン ページ4
そして母さんと共にイギリスに着いた。飛行機に乗るのかと思いきや一瞬で、イギリスに着いた。いいのか。これ、不法入国だぞ。
「私はここでお別れだけど、コウ、元気でね。」
母さんはぎゅっとおれをだきしめる。
あったかい。
なんだかんだいっても寂しくかんじる…
「…母さんも元気にしてろよ」
それから汽車に乗る。空いてる席を手っ取り早く見つける。首もとが、がさがさ。そういや
母さんから預けられたんだっけ。ぶらっきーとやらを。
このウサギのような猫のような動物はぶらっきーと呼ばれてる。母さんが自分の指をかんで床にどんとたたきつけぽん、とした音と共に出てきたのはこいつだ。母さんいわく口寄せという。まあそれで俺はそいつと契約？とやらを結び今や俺の癒しなのである。
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作者名：グレーぷじゅーす | 作成日時：2016年1月11日 20時
