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秘めた想い____Cain ページ24

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「 え、パーティですか…? 」



中庭を散歩しようかと廊下を歩いていた私は、アーサーに呼び止められて談話室に来て欲しいと言われた。



談話室に着くとそこにはカインとリケと晶さんが既にソファに座って私を待っていた様子だった。



「 はい、先日中央の国で起こった厄災を撃退した祝いとして数日後にグランヴェル城で開かれるパーティに是非Aさんもご一緒にどうかと 」



キラキラと目を輝かせて言うアーサーに私は思わず首を縦に振ってしまいそうになる。



( でも……… )



「 わ、私はただの一般人ですし、今回の厄災にも何も力になれなかったので、招かれざる客では無いですか… それにお城のパーティなんて、行ったことも無いですよ…!」



社交辞令も曖昧な私がお城のパーティなんて不釣り合いにも程があると、私は話を断ろうとした時、



「 そんなことないさ、俺はAにもパーティに来て欲しいと思う…!」



太陽のように眩しい笑顔を魅せながらそういうカインに、リケと晶さんも賛同する。



「 そうですよ!それに、お城には美味しい料理が沢山並ぶんです。僕はAと一緒に食べ比べしたいです。」



「 俺も初めてお城に行った時は緊張したんですけど、お城には親切な方々ばかりです。だから全然大丈夫ですよ!」



3人の期待に溢れた目線と温かい言葉を受けて、嬉しくなった私は二つ返事で了承したのだった。



その後暫く皆んなで会話を弾ませている途中でふと、談話室に足を踏み入れた時からずっと気になった事を思い出す。



「 …………ところでオズは? 」



「 嗚呼、オズ様は……… 」



アーサーが言葉を紡ごうとした刹那



ズドンッッッッッッッッ



「「「「あ」」」」



上の階から凄まじい破壊音が聞こえた。
その衝撃からか天井が歪む。



「 オズ様はミスラと魔法の練習をなさっているんです 」



「 ……………ナルホド 」



嬉しそうに誇らしそうにそう言うアーサーに今度こそ私は首を縦に振るしかなかった。

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rufu(プロフ) - No.3さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…!ありがとうございます!モチベになります、嬉しいです…! (2023年1月29日 0時) (レス) id: e99adfba6e (このIDを非表示/違反報告)
No.3(プロフ) - カインが天才的にイケメンしてる…書き方上手ですね!! (2022年7月7日 7時) (レス) @page26 id: 5d07dd0044 (このIDを非表示/違反報告)
rufu(プロフ) - *ゆきうさぎ*さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…!ありがとうございます!とても嬉しいです…!更新も出来ればと思っています。ありがとうございます…! (2021年6月14日 22時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)
*ゆきうさぎ*(プロフ) - すっごく好きです…!!最近まほやくにハマったのですが、まほやくの夢小説ってなかなかなくて…。更新いつまでも待ってます…! (2020年7月14日 14時) (レス) id: f13975ef27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rufu | 作成日時:2020年2月16日 2時

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