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「亮ちゃ〜ん！！」
「マルっ！うわっ！」
亮ちゃんが一時帰国した。マルと２人で迎えに来たんやけど…来るんじゃなかった。何この熱い抱擁…
「マル、よー頑張ったな。色々あったな。」
「うん…」
「よしよし。とりあえずお腹すいたわ。」
「もうちょっとだけ。」
「ん。」
なんなん…こんな関係なん？え、もしかして、そういう関係なん！？え、聞いてない！！
「大倉。」
「ﾊｯ！りょ、亮ちゃん、おかえり。なんか男前になったな。」
「そうか？お前もめっちゃいい顔してんで。」
「そうかな…」
「うん。マルのこと、ほんまにありがとう。危ない時期も穏やかに過ぎることができたんは大倉のおかげや。」
「そんなん、俺は何も。」
「たっちょんのおかげやで。ほんまにズタボロやったもん。こんなに穏やかに過ごせるようになるなんて。ほんまに感謝してんねん。」
「マル…」
そんなん言われたら、キュンとするやんかぁ！…まだ抱きあったままやけど。
「ほれ、マル。飯や飯。はよ食べに行こ。」
「亮ちゃん、焼きそばやろ？」
「おう！」
みんなで焼きそばを食べながら近況報告。なんと亮ちゃんは俳優になるらしい。
「亮ちゃんすごい！！上手くいくかわからんかったのは俳優のことやったんや！」
「まぁ。でもなぁ…マルのことが心配やねん。」
「そんなん、ちゃんと夢を追いかけてよ。俺、全部見に行くから！」
「俺も！亮ちゃん、渋い演技しそうや。」
「そんなことはないけど…。語学も勉強してるし…実はもう何本かドラマと映画とあんねん。」
「すごい！見たいー！！」
「俺が戻ってからにして…恥ずかしい。感想もいらんからな。あ、いいと思ったことだけ教えて。」
「ふふっ。わかった。ちゃんとDVD置いて帰ってや？」
「まぁ、うん。」
「あ、俺もさ、実は頑張ってることがあって…」
「なに？カウンセリングの研究？」
「それはもちろんやねんけど、ちゃんと嫁を探そうと思って。」
「「はぁあー！？」」
「え…うるさ…なんなん、２人とも。」
「え？」
「え？」
「「ええ！？」」
「ふふっ、なんなん、え？え？って。」
「いや、お前、すば…」
「亮ちゃん！！」
「あ、ごめん。」
「全然ええよ。そんなん、もう全然大丈夫。たっちょんのおかげでふっきれたもん。」
「それはよかった。でも、だからさ…」
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orange(プロフ) - ありがとうございます！コメントをいただけてとてもうれしいです。更新、少しのんびりしますが、よろしくお願いします☆ (2021年4月24日 18時) (
レス) id: 7529fcda00 (このIDを非表示/違反報告)
akao(プロフ) - はじめまして^_^いつも更新楽しみにしています☆2人がどうなっていくのかワクワクしてます^_^これからも更新無理なく頑張ってください^_^ (2021年4月21日 19時) (レス) id: 078dcaab9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：orange | 作成日時：2021年3月21日 20時
