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「ん〜…あいつがパニックになるってことは…そやなぁ…お前、今日接待やったやろ？どこ行っとってん。」
「そんな落ち着いてる場合じゃ…」
「いや、無闇に動く方がロスや。マルは今日大野さんと打合わせして機嫌よぉ帰ってきてたから、あいつ自身には問題ないはずや。となるとお前やろ。今日の接待のこと教えろ。」
「え…でも隆平に関係してることなんて…」
「早く！」
「あ、えーと…、とりあえず先方の好きな中華を食べに誘って…隆平にはちゃんとラインして…」
「うん…」
「仕事の話やら近況やら…別に普通やったけど…」
「ほんで？」
「その後は…、向こうの社長とは付き合い長いし、そのまま逆に誘われて、社長行きつけのスナックに行って結構飲みまくってた。」
「…スナック…」
「え、うん。」
「女…おった？」
「は？」
「キャバクラみたいなとこか？」
「まぁ…高級な…あ…そういえば…」
「なんや？」
「いや…隆平から着信があって…」
「おん。」
「俺…酔いつぶれて寝てたはずやのに、その電話に出てんねん。全然覚えてないんやけど…これって…」
「誰か勝手に電話に出たかもしれんな。」
「まさか…」
「店のもんがマルが電話したタイミングで勝手に取ったんや。」
「そんなこと…店の人がそんなんする？」
「まぁ、聞かん話ではないな。マルはお前が女とおると思ってショックで出ていった。」
「そんな…でも…そんなことで出ていくなんて…」
「お前、マルに電話して、いきなり女が出て、今隣で寝てますとか言われてみ？」
「…うわ…」
「お前やったらまだ冷静かもしらんけど、マルやで？」
「…やばい。あかんわ。」
「十分パニックになって出ていく理由になるやろ。」
「うん。はぁ…。なんやねん！人の電話に勝手に出るとか、どないなってんねん！」
「まぁ…お前格好いいからなぁ。気に入ったんちゃうの？お前の女気取りで、着信が男の名前やったし、遊びで出てもーたんちゃうか？」
「はぁ！？ちょっとさっきの店、怒鳴りこんでくるわ。」
「止めとけ止めとけ。ほっといてもそんな店つぶれるか、マシな店ならそいつが辞めさせられるわ。」
「はぁ…じゃあ隆平どこに…」
「金も持ってへんのか？」
「うん。外…めっちゃ雨やのに…隆平…」
「お前は出歩くな。家に帰ってくるかもしれん。」
「いや、じっとなんか…」
「あ、ちょっと待てよ。瞳からや。すぐかけ直すし。ヨコや亮んとこではないな？」
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orange(プロフ) - あーちゃんさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて本当にうれしいです。またよろしくお願いします。 (2021年4月17日 20時) (
レス) id: 7529fcda00 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - kkoyanagiさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてよかった！丁寧な感想にうれしくなりました。またよろしくお願いします。 (2021年4月17日 20時) (レス) id: 7529fcda00 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。強火の倉丸担なので更新が楽しみで楽しみで終わりが悲しくて寂しくて明日からどうしましょう。これからも楽しみにしてます。 (2021年4月17日 16時) (レス) id: 6da43e11fb (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 更新を楽しみにしてました。これからも楽しみにしてます。 (2021年4月17日 14時) (レス) id: eb9a4761a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：orange | 作成日時：2021年4月8日 19時
