缶ビール

三十六杯目 ページ36

・





八「えぇ〜〜！」


オ「えぇ〜〜ってなんやねん(笑)」


八「もっとあるじゃん、ねぇ？」


「いや、それ以外ないでしょ、(笑)」




またこれだよ、


期待したら外れる事なんかわかってるのに


だめだ、ここで落ち込んだらせっかくの最後が台無し


気持ちを切り替えるためにまたビールを一口




八「普通女の子送ってる途中に歯磨き粉買う？」


オ「歯磨き粉なかったら歯磨きできひんやん」


八「まぁそれはそうだけど」


オ「何が言いたいん(笑)」






・







な「え、？普通にオカザワさんがまだAと一緒に居たかったからじゃないんですか？」






・







おっと…？？なつこ？？


そんなわけないじゃん？


何言ってるのかな？




八「そうなの！？」


オ「え、どういうこと、」




ほら、オカザワさんも困ってるじゃないか


ただ歯磨き粉が必要なだけだったんだよ？


そんな事あるはずがないでしょ…？




な「どういうことって、」




なつこ…？？？嫌な予感しかしないんだけど？







・








な「オカザワさんとAって、付き合ってるんでしょ？」









・









嫌な予感当たるなら期待も当たれよ！









・









「酒もってこい！！！！」

三十七杯目→←三十五杯目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す