輝きの景色【free!】 (ページ7)

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１５２ー宗介sideーページ7

帰り際に俺は凛に言った

、

宗介「お前、Aのこと好きだろ」

凛「…へ？は、なっ！」

宗介「見てればわかる」

凛「…まぁ、な」

宗介「お前だけじゃなくて
七瀬も橘も御子柴もみんな
あいつのこと好きっぽいしな」

凛「昔からモテるやつだからな」

宗介「そうか」

凛「でも、1つだけ俺には
話してくれてないことがある」

宗介「…」

凛「まぁ、別に言いたくない
ことなんだろうけどさ」

宗介「…そうか」

凛「あぁ、んで、お前も好きだろ？
Aのこと」

宗介「…何がだよ」

凛「俺だって見てればわかるぜ
あの宗介がここまで
女にいじわるする宗介なんて
俺見たことねぇし」

宗介「バレたか」

凛「おう」

宗介「なのに本人は」

凛「気づきもしねぇよな」

星宙「そりゃ、そうデスよ
A鈍いデスモン」

凛「！！…お前なぁ…急に出てくんなよ…」

星宙「さーせん」

宗介「つか、星宙、お前
最後のですかとかカタコトだな
どーにかなんねぇのか？」

星宙「あー、なんか
向こうでデスとか癖の強いやついて
移りました
なになにっすならいけんすけど…」

凛「なんでもいいからそれにしろ！」

星宙「うっす」

宗介「つーか、なんでAは
日本に残って
お前はフランス行ったんだ？
ふつー2人共行けばよくねぇか？」

星宙「フランスに行ったのは
親父の仕事上なんスけど
Aはハルにぃ達と一緒がいいの
一点張りだったんで
ハルにぃ家にA預けて」

宗介「お前ん家の母さんは？」

星宙「死にました」

宗介「…わりぃ、無神経すぎたな」

星宙「いや別に、いいっすよ
俺、お袋のことそこまで好きじゃなかったし
お袋も俺の事嫌いだったし」

星宙の口から出る言葉は

予想以上の言葉だった