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Aside
貴「凛!」
凛の後を追いかけて凛へ叫んだ
凛は歩いていた足を止め
後ろを振り返った
凛「…A」
貴「凛なんで連絡してくれなかったの…」
凛「お前には関係ねぇだろ…」
貴「関係あるもん」
凛「…」
凛は私に近づいてきた
凛「…ふーん随分いい女になったな?A
ガキの頃と比べものにならねぇくらい」
凛は私を見下ろすように見てきた
この時凛が言ってること理解出来なかった
すると凛が急に顎を掴んできた
貴「っ、」
凛「俺の女にしてぇ…」
貴「…凛?」
「A!!」
凛「…ッチ…ハルか」
遙「凛、Aから離れろ」
ハルに言われ私の顎を掴んだ手は離れた
凛「ハイハイ…
ハル、Aぜってぇ次会った時は勝負だ」
凛は離れる直後頭をぐしゃっと撫でてきた
そして去ってった
貴「…凛」
わたしたちの知ってる凛じゃない
それだけはわかった
遙「A、大丈夫か?」
貴「うん、大丈夫
凛あのことまだ気にしてるのかな…」
遙「…わからない」
貴「だよね」
、
、
、
遙/貴「「夢…か?/夢…?」」
真琴「いや、夢じゃないから!」
渚「でも、ほんとなんだったんだろ…
凛ちゃんおかしかったよ?」
貴「わたしたちの知ってる凛じゃない」
真琴「そうなんだよね」
貴「なんか『ガキの頃と比べ物にならねぇ』
って言われた」
体を上半身だけ起き上がってそう言うと
渚「そういえばAちゃん
すごく可愛くなったよね!」ギュー
なんか渚に抱きつかれた
まぁ、小学校の頃もだったし
ハルとも抱きついたりしてるから
慣れた
遙「そっくりさん」
真琴「そっくりさんがなんで
ハルとAに勝負持ちかけるのさ」
遙「なら、幽霊」
渚「足あったよ?」
遙「じゃあ、ドッペルゲンガー」
真琴「あ!それ懐かしい!
スイミングでも流行ったよね!
調節合体ドッベルゲ!」
渚「ふぁ…」
遙「真琴、うるさい」
貴「ねむい…」
真琴「なんだよ!3人とも!」
渚「ごめん、聞いてなかった」
真琴「おい!」
いつの間にか渚が離れたから
寝っ転がらってるハルに
抱きついた
貴「ん、」ギュー
遙「ん?Aか」ギュー
ハルは抱きついたら
抱きつき返してくれる
小さい頃から
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作者名:りんご | 作成日時:2018年6月8日 20時