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Aside






渚「誰が出るかな!誰が出るかな?
怜ちゃんだ!!」


怜「あのー、僕だけ2面も
名前があるんですけど」


渚「まぁ、怜ちゃんだからね!」


怜「なんですか?それー」


渚「それじゃあ
怜ちゃん恥ずかしい話!どーぞー!」



怜「しかも恥ずかしい話って…」


渚「どーぞー!」


怜「はぁ…小学校5年生の頃の話ですが
林間学校に行った時…」


渚「あー、パンツかー」


怜「言わないでください…」


真琴「怜…えっと、」


渚「大丈夫だよ?もし部室で落としても
僕が拾ってあげるから」


怜「落としません!!」


貴「でも、パンツくらい見せても
なんも減らないと思う」


渚「それもそうだよねー!」





渚「おっ、次はハルちゃんだね!」


怜「はぁ…」


渚「お題は恋のお話
略して恋バナ!」


「「恋バナ?」」


渚「どーぞー!」


遙「俺か…小学校の時
親に釣れられて近くの山に
登りに行ったんだ
そこで…俺は出会った…
目が離せなかった
ほの力強い美しさ言葉知る生命力
きらきらと舞い上がりながら流れる






滝」




「「たきー?」」



渚「それって恋バナって言わないよー!
ハルちゃん!」






渚「はい!それじゃあ次は僕!
一芸やりマース!」









渚はそういって





口をとんがらせぺたぺた歩く





遙「なんだそれ?」


渚「わかるでしょ?
イワトビペンギンの真似だよ!」


遙「何処が?」


怜「全然わかりません」


渚「えぇ!?なんでわかんないの!?
これ!これ!」





渚が1人で何かを伝えようとするのを





見てまことが笑った




渚「ちょっとまこちゃん!
やっと笑ったね!」


真琴「え?」


渚「よかった、なんかまこちゃん
持ち込んでるみたいだったから」


真琴「…ごめん心配かけて」


怜「あの…気になってたんですが…
僕を助けようとしてくれた時
いつもの真琴先輩じゃ
ない気がしたんですが」


遙「その話はもういいだろ」


怜「ですが…」


遙「ほっといてやれ」


真琴「ありがとう。ハル、大丈夫だよ
やっぱり2人には言っておきたいから」


貴「まこちゃん…」


真琴「Aも大丈夫だって
…あの時急に怖くなったんだ」


怜「怖い…」


渚「何が怖いの?」


真琴「海が…怖いんだ」

40ー真琴sideー→←38



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作者名:りんご | 作成日時:2018年6月8日 20時

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