２０ー渚sideー ページ22
部室にて
渚「わぁー！オフシーズンは
ここで泳げるの？すごーい！」
江「でしょー？うちみたいに
屋内プールがない学校は
こういう場所を借りて練習しようと思って」
渚「流石江ちゃん！リンワンマネージャー！」
江「だから江じゃなくてこう！
あ、遙先輩、A先輩」
ハルちゃんとAはいつから
僕達の後ろにいたのか謎だった
すると江ちゃんが持ってた紙を
ハルちゃんが江ちゃんからとり
遙「お金は？」
江「そこはもちろん！部費で」ﾆｯ
渚「なるほど！」
真琴「このジムまともに
入会したらかなり高いよ
それが部費で使えるなんて
『これこそ水泳部を作った新の目的』
って思っただろ？Aも」
まこちゃんの言うことが図星だったのか
ハルちゃんはそっぽを向いて
遙「うるさい…」
と言ってAは
貴「別に…」
とハルちゃんと同じようにそっぽを向く
幼なじみってこーゆーところが似るのかな
渚「これで1年中泳ぎ放題だね！」
あまちゃん先生のところに5人でいくと
無理って言われたり
実績を出せって言われた
するとハルちゃんはすぐ廊下に出て
そこらへんにいる人達に声をかけて
珍しい光景を見た
まぁ、振られてたけど
僕は校内にポスター貼りに行って
渚「んー、やっぱり派手目の方が
良かったのかな…」
そう言って自分が貼ったポスターを見てると
僕がずーっと新入部員としてお願いしてた
竜ヶ崎くんが真横を通った
渚「待ってよ！竜ヶ崎くん！
あ、ね！一緒に帰ろうよ！
水泳のこととか話しながらさ！」
「これから部活なので」
渚「ぁー」
竜ヶ崎くんは自分の下駄箱から靴を取り出した
靴箱に臭い消すやつ？が入ってた
「あと、いくら話しても
水泳部には入りませんから」
なんかちょっと怒ってるみたいな顔して
僕に背中を向けてどこか行ってしまった
渚「竜ヶ崎くん…つれなーい」
さっきの竜ヶ崎くんの靴箱に
また視線を向けると
渚「あぁ！！！！」
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年6月8日 20時
