１９ー遙sideー ページ21
貴「はっ、ハックシュンッ」
遙「ハクシュンッ」
渚「盛大だね」
真琴「ハルもAも大丈夫ー？」
遙「死んだばあちゃんが言ってた
くしゃみする時は誰かが噂してる時だって」
真琴「はい、」
真琴に出されたティッシュをとる
すると
渚「それ！きっと凛ちゃんだよ！」
遙／貴「「！」」
真琴「いや、普通に風邪だよね
まだ4月なのに2人揃って
プールで泳いだりしたから」
遙「プールで風邪引くほどヤワじゃっ
ヘクシュッ」
貴「泳いでない、浮いてっ、
クシュンッ」
真琴「まぁ、屋外プールじゃ
泳ぐのはまだ早いよ
それまでは体力作りだね」
渚「あー、江ちゃんから聞いたんだけど
凛ちゃん鮫柄学園水泳部に入ったんだって！」
凛が…
真琴「えっ、」
渚「どーかしたの？まこちゃん」
真琴「あ、いや、なんでもないよ
でも、そっかそれじゃあまた大会で
一緒に泳げるね」
渚「うん！出ようよ！大会！
それでまたリレー泳ご！」
遙「俺たちはフリーしか泳がない」
貴「ヘクシュッ」
Aは鼻水垂らしながら
また寝ようとしてる
仕方ないと思い
真琴からもう1枚ティッシュを貰い
Aの元へ行って
遙「A、鼻かめ」
貴「ん、」
Aが鼻かみ始めると
渚「それってリレーには出ないってこと？」
渚「そんなこと言わずにさ」
渚の言葉をスルーしながら
Aの面倒見てると
渚が頭を俺の脇腹にぐりぐりとしてくる
渚「ねぇー」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
遙「だいたい、リレーやるにも
4人じゃ足りないだろ」
渚「あ、」
真琴「たしかに…」
渚「ってことはやっぱり…」
渚は頭を抱えながら立って
渚「あと1人部員を見つけなきゃ
ならないってこと！？」
貴「ハクシュンッ…ｽﾞｰ渚うるさい…」
渚「あ、ごめんね！」
貴「ハル、ティッシュ」
遙「真琴まだあるか？」
Aにティッシュを求められたから
俺は真琴にティッシュを求める
真琴「あ、ティッシュ？はい、これ」
遙「ありがとな、ほれ」
貴「ありがと、ｽﾞｰ…
鼻かみすぎて鼻痛い…」
それは納得だ
早く泳ぎたい…
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年6月8日 20時
