13ー真琴sideー ページ15
江「だから!江じゃなくて
こうって呼んで!!」
渚「えー、どっちでもよくない?」
江「よくない!こう!」
渚「ごう」
江「こう!」
渚「ごう」
江「こう!」
渚「こう」
江「ごう!しまったぁー!」
江「それで、お兄ちゃんとは会えました?」
渚「それがさ!凛ちゃん酷いんだよ!!
4年ぶりだったんだよ!!
なのにいきなりハルちゃんとAに
向かって『勝負!』とか言ってさ…
僕達のことなんて完全にスルーだよ
募る話とか全然なし!」
渚は手でバツを作ってしょんぼりする
真琴「こうちゃんはなにか凛に聞いてないの?」
そう俺が聞くと
即、首を振り
江「メールも電話も返信ないし
寮に電話しても出てくんないし」
渚「凛ちゃんなんであんなに
変わっちゃったんだろ
オーストラリアでなにかあったの?」
江「わからないんです
でも、皆さんと再会したら
なにかわかるかなって思って」
真琴「ひょっとして
凛がスイミングクラブに現れたのって
こうちゃんの仕業?」
こうちゃんは驚いて
江「仕業っていうか…
悪気はなかったんですけど
たまたま聞いちゃったから
メールで教えてあげただけ?
でも、反応がなくて…」
真琴「それだ昨日ハルの家に来てたのか…」
江「はい、なにか聞けるかと思って!」
渚「そうだ!いいこと思いついた!」
渚はそういい、俺の前に立って
俺の方を向き
渚「水泳部!作ろうよ!
そしたら試合で凛ちゃんに
会えると思わない?」
真琴「い、いや、でも
ハルとAがなんて言うか…」
そして3人でハルとAのところへ
即効すると
また2人で水風呂に入ってて
要件言って聞くと
遙「別に、好きにしろよ」
真琴「えっ?」
貴「ハルとまことと渚がいいならいい」
渚「ほんとー!?やったぁ!
これで決まりだね!楽しみだなー!」
貴「…桜のプール」
遙「…入れるな」
渚「え!でも寒いよ!!」
貴「渚気合いって言ったし」
渚「それは塩と砂糖の時だよ!」
風呂場から居間に移動して
俺はハルとAを交互に見て
真琴「ほんとにいいの?
俺たちだけじゃなくてハルもAも
ちゃんと部員に入るんだよ?」
遙「わかってる」
貴「ん、ねむい」
真琴「A、それ答えになってない…」
貴「がんばる」
ハルとAは頭タオルで拭きながら
俺の質問に答える
まぁ、水着のままだけど、、
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作者名:りんご | 作成日時:2018年6月8日 20時