王子と姫の物語３【夢色パティシエール】

133話 ページ36

無事縄を解いてもらい






樫野が天野に説教をした





樫野「あいつらは味にうるさいし！
好き嫌いも激しい！
大体な、反対してる奴が
美味しくても美味しいなんて
絶対言うわけねぇだろ！」


天野「へ、そうなの？」


樫野「そうに決まってんだろ！」


貴「…それにお兄は
お兄ちゃんのケーキしか口にしない」


樫野「あのバカ姉貴」


貴「…それより
何作るか考えよ」


安藤「そうだね」


花房「お姉さん達が好きなものってあるの？」


天野「そうだね
お姉さんとお兄さんのこと
よく知ってるAと樫野なら」


「「…オペラだ」」








その言葉を信じて







全員でオペラを作り始めた









樫野「あとは冷やすだけだ」


バニラ「いちご！慎重にね！」


天野「わかってるわかってる」






慎重に冷蔵庫にさっき作った








オペラをいれるいちごを見ながら









貴「…いちご、大丈夫だった？」


安藤「うん、大丈夫なんともなかったよ」


貴「…そっか」


花房「なぁ、樫野、A
なんでオペラにしたんだ？」


樫野「…あぁ」


貴「…それは」

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