7話 ページ9
次の日
天野は昨日と同じくらいの
テンションで学校に来た
花房「よかったね、いちごちゃん」
樫野「あれぐらいで辞めてたら
推薦もクソもねぇ」
貴「…ねむい」
ー数学ー
先生「それじゃ、この問題は樫野と」
樫野「はい」
天野「(やーい当てられたー)」
先生「寝てる姫乃とー」
貴「んぅ…?」
安藤「問題解きに行くんだって」
貴「あー」
天野「(姫乃さん授業中寝てるって
ことは頭悪い方かな?)」
先生「それと…天野」
天野「え、あ、はい」
天野「(うー、数学苦手なんだよね…)」
貴「…?先生、これX?」
先生「ん?あ、そうだぞ」
天野は先生とAの会話を
聞いてちらっと見ると
天野「え!」
貴「んー、ねむい」
樫野「寝るなバカ」ポンッ
ねむそうに目をこするAに
頭を優しくポンポンする樫野
既に2人の問題は解き終えていて
先生「どーした?天野」
天野「えっと、は、いえ!
…すみません、わかりません」
「「あはははwww」」
クラスに笑いが積もる
ーフランス語ー
天野「(英語だってやっとなのに…
フランス語なんてわかるわけないよ)」
先生「トレビアーン安藤!
それでは転校生の天野さん
それから…また寝てるのね
姫ちゃん読んでください」
天野「ええ!?」
樫野「A、起きろ」
貴「んー」
天野「は、はい!
ぼ、んじゅーる?」
貴「…Bonjour〜…」
天野「(す、すごい…)」
ー理科ー
天野「で、これ入れるんだよね!」
ルミ「え、それちが!」
先生「ぶふ、ごふ、窓をあけて窓を!」
天野「わーん!ごめんなさーい!」
花房「いや、ここまでやってくれると」
安藤「逆に爽快な感じすらするな」
樫野「どこが!
こら!天野!!何してんだ!」
貴「すごい煙」
樫野「お前はそこかよ!?」
ー華道ー
先生「みなさんはスイーツをどんなことを考えていますか?」
天野「作る人も楽しくて
食べる人も喜んでくれたらいいなーって」
先生「そうですね
お花も同じです
あなたたちが楽しくいければ
花は生き生きと
輝いてみる人たちに
喜んでもらえるんですよ」
「だから
うまいとか下手とかに
こだわらず
楽しくお花をいけましょう」
「「「「はい」」」」
先生「さすがAさん
バラを使ってるわけじゃないのにバラ以外の花でバラを作るなんて」
貴「…ありがとうございます」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月17日 21時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご x他1人 | 作成日時:2018年11月22日 15時