王子と姫の物語【夢色パティシエール】 (ページ49)

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47話ページ49

「A！早く食べたい！」

「はやくー！」

貴「じゃあ、みんな」

「ん？」

「どーした？」

貴「ここ見て
りんごが魔女に捕まっています」

「ほんとだ！」

「魔女がいる！！」

「りんごちゃん大変！！」

貴「このリンゴの実を煙突から
ぶつけてりんごを助けてあげよう」

「お安い御用だー！」

そう言って男の子が煙突に実を入れると

カフェ「うわぁぁぁぁ！」

カフェの声が響き園児達が怖がる

「声が…」

貴「…大丈夫、この人の声」

Aは天野を指す

天野「え、えあ、うん！私の声！うわぁぁぁぁ！ね？」

「なーんだ！びっくりさせんなよ」

「私も入れる！」

「りんごちゃんを離せー！」

カフェ「いてぇー！」

カフェ「うぉー！」

カフェ「うわぁ！」

カフェ「うぐー…」

天野はAの隣で

天野「いてぇー！」

天野「うぉー！」

天野「うわぁ！」

天野「うぐー…」

カフェの真似をする

それを見ていた王子たちは

笑いを堪えているのであった

「おい！魔女やつけたみたいだぜ！」

貴「中入りたい人ー」

「「「「「入りたい！」」」」」

貴「じゃあみんなで入ろ
開けるよ？」

Aはそう言ってお菓子の家の屋根を外す

貴「りんごがお菓子を焼いて
待っててくれたね！」

「「「「うわー！！」」」」

先生「すごいわ！手品みたい！」

佐山「うそ！」

中島「どーなってるの…」

貴「…りんご
魔女を倒してくれたみんなになんて言うの？」

りんご「あ…あ、ありがとう！皆さん！」

「ぷ、皆さんってなんだよー！」

「どこのお嬢様だよー！」

「りんごちゃんって面白い！」

りんごは皆と仲良くなれた感じだった