王子と姫の物語【夢色パティシエール】

27話 ページ29

創作チョコレートケーキの日





パフェ「これでモーレンコップフの本体は
クラス分？」ｺｿｯ


貴「…うん
2回でクラス分焼きあがったから」ｺｿｯ


パフェ「じゃあ、最後は
チョコレート細工ね！」ｺｿｯ


貴「うん、それと…」






Aはチョコレート細工で








うさぎ、ねこ、犬、くまなど








数々の動物の顔を作り








ホワイトチョコや







いろんなチョコで作ったチョコペンで









目などを書く








そして。







貴「…よし、完成」


樫野「…A、お前それ何個作ったんだよ…」


貴「んー…クラス分？」


樫野「多すぎだろ！！」


貴「うわー、まことめんどくさー」棒


パフェ「ふふ、二人とも
素直じゃないんだから笑」


貴「先生、できました」


先生「姫乃さん、また1番乗り…
これ全て姫乃さんが作ったの？」


貴「はい、サロン・ド・マリーに
出してるモーレンコップフを
少しアレンジしました」


先生「サロン・ド・マリーの
モーレンコップフって
あなたが作ってるものよね？」


貴「そうです」


先生「…アレンジにアレンジを加える…」


貴「次に出すケーキを
これにしようって思ってます」


先生「すごいいいと思うわ」





「え、姫ちゃん全員分作ったの？」


「あのサロン・ド・マリーのが
今ここで食えるとか夢じゃね？」


「すごい…」


「それに誰よりも早く…」


天野「…すごい」

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