王子と姫の物語【夢色パティシエール】

26話 ページ28

ー朝4時ー


in外





貴「へ、へくちゅん！」


パフェ「A、大丈夫？」


樫野「4時とはいえ冷えるな外」







樫野はそう言いながら








Aにマフラーをかける






貴「ぽかぽか〜」


樫野「こりゃあな」


パフェ「樫野、ショコラは？」


樫野「あぁ、寝てたから
起こしちゃ悪いと思って」


パフェ「そうなのね」








ーin調理室ー



貴「んー…」


樫野「Aの場合角度を
もう少し斜めにしないから
上手くいかねーんだ」









樫野はAの手と自分の手を重ねて









テンパリングをする








樫野「少し斜めにするだけで変わるだろ？」


貴「！！ほんとだー！」










樫野がAに教えてるのを









《ｶｼｬｯ》



《ｶｼｬｯ》





と写真を撮るパフェ









その後、天野が来て






チョコレート作り自体ホンモノの









ど素人だなと再び感じる









Aと樫野とパフェだが








彼女の努力は認めているようで









ついに創作チョコレートケーキの日

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