王子と姫の物語【夢色パティシエール】

24話 ページ26

貴「…ふー」


樫野「さすがA
早いな」


貴「…まことも終わったんだ」


樫野「まぁな」









チョコレートケーキを作り終えた時






安藤「あ、天野さん！クリーム…」


天野「へ？…えぇー！？
ど、どど、どうしよう…」


樫野「すげえな
調理実習中にぼけーと
他の事考えてるなんて
すげえ根性」



花房「樫野、あまり
いちごちゃんをいじめるなって」


安藤「デコレーションは
失敗したけど
ジェノワーズは上手に
焼き上がってるよ」


花房「転校してきた当初に比べたら
すごい上達だね」ﾆｺ


天野「ありがとう！花房くん、安藤くん」


樫野「このくらいで上達なんて、甘すぎる」


天野「むーー！！」


貴「上達ならあと5000個ケーキ焼かないと」


「「・・・・・・きびしー！」」







Aと樫野は自分で









作ったケーキを切って皿に移す







それをみた天野は









天野「そ、それって
樫野とAちゃんが作ったの？」


樫野「ああ」


貴「…うん」


花房「すごいよなぁ」


安藤「チョコレートのスイーツなら
樫野とAの右に出るものはいないよ」


安藤「うわぁー！
私もいつかこんな
チョコレートケーキ作ってみたいな！」


樫野「天野には百年たっても無理だ」


貴「うん」


「「・・・・・・きびしー！」」

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