王子と姫の物語【夢色パティシエール】 (ページ20)

今日:19 hit、昨日:82 hit、合計:439,081 hit

18話ページ20

ー休憩中ー

樫野「確かもう1年生だよな」

花房「それじゃあ、反抗期なのかな？」

安藤「うん、多分
前は僕にベッタリだったのに
最近口も聞いてくれないし
兄ちゃん寂しいよ」

天野「でもAちゃんと仲いいよね」

貴「？」

樫野「確かにな、Aとは相変わらずだ」

天野「だってさっき胸触ってたし」

天野の一言で男3人が茶を吹く

「「「ごほっ…((」」」

樫野「お、おい天野それ…」

天野「ほんと最近の子は！」

そう怒りながら言う天野

天野「っ、この豆大福柔らかい
そのうえ杏がとっても
なめらかで
豆がほくほくしてあったかくて
舌の上でとろける」

安藤「それ、うちの一番の人気商品なんだ」

天野「おいしっー！」

そう言いながらパクパクと食べる天野…だが

天野「んん！んぐ！！」

大福を喉に詰まらせる

花房「はい」

天野「…ゴクゴク…
ふー、死ぬかと思ったー」

樫野「いくらなんでも食いすぎだろ」

貴「…太るよ」

安藤「ははっ、でもそれだけ
気に入ってくれたらじいちゃんも喜ぶよ」

天野「これ、安堂くんのおじいちゃんが作ったんだ」

安藤「そうだよ、作るところ見てみる？」

天野「うん！」

安藤「Aはどーする？」

貴「まことといるー」

安藤「了解」

安藤と天野がいなくなった居間

花房「そう言えばA
今日の髪の毛すごい可愛くなってるね」

貴「あー、千ママにやっと貰ったの」

樫野「おばさん器用だしな」

貴「うん」

花房「着物も似合ってるし
すごいかわいいよ
ね？樫野」

樫野「あぁ、似合ってる」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

貴「ふふ、ありがと」ﾆｯ

「「(可愛すぎだろ…)」」

A大好きで溺愛の2人でした