王子と姫の物語【夢色パティシエール】

16話 ページ18

ーin夢月ー




天野「お待たせしました
お団子セットです！」


「おねぇーさーん、こっち抹茶とくずきりね」


天野「はい、ただいま！」


「ねぇ、お水まだ？」


貴「今行きます」ﾆｺ


天野「まめかんお待たせしました！」


貴「いらっしゃいませ
おまちどうさまでした」ﾆｺ



「お姉さん、こっちにあんみつ2つ」


貴「はい、ただいま」ﾆｺ







Aが接客していると






天野「あー、疲れたー
店員さんってやることいっぱいで大変ですね」







そう言いながら座り込む天野








樫野「なんだ？もうへばったのか？」


天野「そ、そんなことないわよ！」


樫野「で、注文は？」


天野「え？あれ、なんだっけ…」


貴「ぜんざい1つ白玉金時3つね」








そう言いながら厨房に入ってくるA








天野「あ！そうだ！ありがとう！Aちゃん！」


貴「…うん、こっちはあんみつ2つ」


樫野「了解」


「お姉ちゃん遊ぼ！」







いつの間にかAの近くに子供が集まる








貴「お店終わったらいっぱい遊ぼ？」ﾆｺ


「えー…」


「Aたんーーー！」


「あそぼー！！」


安藤「こらっ！ちよ、しおん、まりえ！
大人しくしないとダメじゃないか！！
ごめんね、A」


貴「んーん、大丈夫」


天野「Aちゃんすごい好かれてる…」


安藤「A面倒見はいいからね笑」


樫野「まったくちび共は…」


「あ！まーぼー兄ちゃん！」







樫野は安藤の妹を持ち上げる







天野「？まーぼー？」


安藤「僕と樫野とAは幼なじみなんだよ」


天野「へぇ、それで
おチビちゃん達と顔見知りなんだ」


樫野「さぁ、お前達は奥で遊んでな」


「Aたんばいばい！」


貴「うん、ばいばい〜」

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