彼女が死んだ本当の理由とは。７【3年A組】

292話 ページ38

ー教室ー




逢沢「先生が現れた…」


立野「これが終わったらどうするつもりだろ…」


真壁「それは…警察に自首するんじゃ…」








その言葉を聞いて唯月の隣にいたAと









自席に座っていたさくらが立ち上がり









教室を出ようとした









香帆「ちょちょちょちょ！」


唯月「どこ行くの？？」


「「…死んじゃうかもしれない」」









Aとさくらの声が揃った









それにザワザワとする生徒達









香帆「え…？」


小宮山「どーゆーこと…？」


さくら「前に見たって言ってたの
全てが終わったら
屋上から飛び降りるっていう夢を」


沙良「なんだ、夢か…」


花恋「でもさ、ずっと
気になってたんだけど
なんでわざわざ屋上に出るんだろ…
真相を語るだけなら
教室でもいいはずでしょ？」


甲斐「…A言ってたよな
10日間の計画ならって」


貴「…」


里見「じゃあ、Aが言ってたように…
全て終わったら…」


唯月「ブッキーが死ぬってこと…？」









唯月の言葉を合図に









みんな一斉に教室から出ていった

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