彼女が死んだ本当の理由とは。６【3年A組】

254話 ページ49

茅野「前にこれ！貰ったお返し！」









さくらはそう言って









小さな袋をAと澪奈に渡した









茅野「気に入ってくれたらいいんだけど」


景山「ありがと！」


貴「ありがと〜！」









Aと澪奈は嬉しそうにして









さくらから貰った袋を開ける









すると









プロレスのキーホルダーがでてきた









「「…」」


茅野「気に入ってくれた…？」


澪奈「気に入った…うん、気に入った」


茅野「なんか言い聞かせてない？ね？」









さくらはそう言って逢沢に話を振る









逢沢「え…？」


さくら「え…？」


逢沢「き、気に入ってるんじゃないかな…？」


さくら「なんでそんな半笑いなの？へ？
ど、どういうこと？」


澪奈「ほら、Aもなんか言ってよ笑」


貴「えっと、これレスラー？」


さくら「いや、プロレスだよ！」


貴「さくらにそっくりだね」


澪奈「‪ぷっw‪w‪w」


逢沢「ははっ‪w‪w」


さくら「え、ちょ、ちょっと！笑わないでよ！」





、









、









逢沢「あれ、キーホルダー付けてるんだ」


澪奈「うん、私、A以外に
本当の友達が出来たのかもしれない」









そう言って澪奈はカメラに向けて笑った









少しすると









貴「あ、澪奈と博己！」


里見「おい、A！走るなって！」


澪奈「おはよ、A、里見くん」


貴「おはよ〜！」


里見「２人共はよ」


澪奈「今日は早いんだね笑」


貴「海斗に叩き起されたの」


里見「飴で釣ったら起きたのはAじゃん笑」


澪奈「Aは好きだもんね、飴」


貴「好き！愛してる！」


逢沢「Aもキーホルダー付けてるんだな」


貴「うん！友達に貰ったものだしね！」


里見「なんか、飴のキーホルダーと合わないな笑」


逢沢「確かに笑」


貴「いいの！あ、ほら、行こ！」

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