彼女が死んだ本当の理由とは。６【3年A組】

244話 ページ39

ー3年後、3月9日ー






香帆「懐かしい〜」


河合「ね笑」


石倉「お、」


香帆「お」


石倉「久しぶり〜」


香帆「久しぶり！」








喪服姿の3人が偶然校門で再開をした









石倉「お前ら変わってねぇな！」


香帆「あんたもね！
あ、ねぇ、介護士の資格とった甲斐は？」


石倉「あとから奥様と来るって」


河合「あの2人1番ゴール早かったもんね〜」


香帆「ね〜」


石倉「そろそろ教室行かね？笑」


河合「だね笑」







石倉と香帆と河合は3人で









当時3年A組の教室に向かった









石倉「お…よ！」


「「「おぉ！？」」」


逢沢「みんな来てくれたんだ！」


兵頭「懐かしい面々だな」


石倉「お、兵頭！」


兵頭「お！石倉！」


石倉「握ってんの？寿司」


兵頭「当たり前だろ？
ほら、今日も持ってきてやったからよ！」


香帆「美味しそ〜」


辻本「香帆さん！」


香帆「お、久しぶり！」


辻本「私、CDデビューしたんです！」


香帆「ほんと！？」


立野「俺の父さんのプロデュースだよ」


浅見「私がタイトルの文字描いたの！」


香帆「え、すごい…」






辻本は香帆に









"絆"と大きく描いてあるCDを渡した









香帆「インパクトあるね！！」


結城「ねぇねぇ！見てみて！私もね！YouTuberやってて！
結構登録人数すごくない？」







結城はそう言って









自分のYouTuberのアカウントを見せる







「すげぇ…」


「すご…」







魚住「久しぶり！」


須永「久しぶり」


「「「「…えぇー！？」」」」









声の方に振り返ると







須永とその須永の腕に









手を回してる魚住がいた









石倉「お前ら付き合ってんの！？」


須永「11回…告られて…」


魚住「12回ね？」


石倉「…なんか、増説…だな」


須永「まぁ、愛すより
愛される方が幸せになれると思って？」


香帆「それ女子が言うセリフだからね？笑」


魚住「愛します！」


須永「…愛されます」


兵頭「う、うん…！よし！
いいぞ、それでいい！」

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