彼女が死んだ本当の理由とは。６【3年A組】 (ページ17)

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222話ページ17

携帯や鞄を返され

テンションが上がっている生徒達

黒板には"自習"

という文字が書いてあった

兵頭「父ちゃん心配かけてごめんな
こっちは大丈夫だから
おう、帰ったら
店の手伝いちゃんとやるから…
…おい、何勝手に撮ってんだよ」

勝手に電話してる最中の出来事を

撮っていた逢沢に言う兵頭

甲斐「俺、母さんに電話してくる」

貴「おけ〜」

甲斐「お前も電話しとけよ？」

貴「うん笑」

Aの頭を撫でて

そう言って出ていく甲斐

結城「あのさ、フォロワー増やすなら
今のうちにだと思うんだよね」

秋庭「へぇ…」

【みんな元気です。
先生とも仲良くやってます。】

そう文字を打つ結城に対し

秋庭「ちょちょちょっと、
先生と協力してること
言っちゃダメって言われてるでしょ？
グッ、クル、パッ、ね？」

そういう秋庭

結城「あ、そっかクルっと頭を一周ね」

秋庭「そう」

結城「Aにも悪いことしたし…
少し反省しなきゃ」

秋庭「だね」

結城は打っていた文字を消した

秋庭「あれ海斗は？」

、

花岡「海斗がAのこと
小さい頃から好きだったなんてね
あたしと別れたのもそういうこと？」

里見「まぁ…」

秋庭「ちょっと沙良～
これは酷くない？ねぇ、玲央」

金沢「いや…いや
私は遠くから見てるだけで
お腹いっぱいになれるから
付き合うとか…
経済的にもキツイし」

秋庭「そっ、じゃあ遠慮なく」

里見「は…？」

秋庭と花岡に挟まれる里見

すると

貴「海斗ー！飴ー！！」

教室から叫ぶA

里見「悪い、Aとこ行ってくる」

秋庭「え、あ、うん…」

花岡「Aよ…タイミング…」

金沢「Aちゃんモテるね」

花岡「まぁ、海斗の隣はAなら許す」

秋庭「あれは許しちゃうよ〜笑」