33時間目 ページ34
渚side
前原「…で、これ俺らが片すのか？」
村松「掃除機能とかついてねーのかよ
固定砲台さんよお」
自律思考固定砲台「……」
村松「ﾁｯ、シカトかよ」
吉田「やめとけ
機械にからんでも仕方ねーよ」
2時間目
「「「うわ！」」」
3時間目
「「「うわぁぁ！」」」
その日１日中
機械仕掛けの転校生の攻撃は続いた
そして翌朝
自律思考固定砲台「朝８時半
システムを全面起動
今日の予定６時間目までに
２１５通りの射撃を実行
引き続き殺せんせーの回避パターンを分析……」
彼女はガムテープで締め付けられていた
自律思考固定砲台「…殺せんせー
これでは銃を展開できません
拘束を解いて下さい」
殺「うーん、そう言われましてもねぇ…」
自律思考固定砲台「この拘束はあなたの仕業ですか？
明らかに生徒に対する加害であり
それは契約で禁じられているはずですが」
寺坂「違げーよ、俺だよ」
寺坂くんはそう言って
それで縛ったであろうガムテープを
転校生の方に投げる
寺坂「どー考えたって邪魔だろーが
常識ぐらい身につけてから殺しに来いよ
ポンコツ」
貴「りょーまが珍しくまともな事言ってるー！」
寺坂「うるせー！A！
つかお前はなんで
カルマの上に乗ったんだよ！？」
カルマ「えー？別によくない？
俺とAが何しようが
俺とAの問題ジャーン」
寺坂「お前に聞いてねぇよ！！」
菅谷「…ま、わかんないよ
機械に常識はさ」
原「授業終わったら
ちゃんと解いてあげるから…」
自律思考固定砲台「……」
杉野「そりゃこうなるわ
昨日みたいのずっとされたら
授業になんないもんな」
僕らは受験生
E組だからと邪魔されるのは困る
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年12月13日 13時
