32時間目 ページ33
《ﾋﾟｯ》
《ﾊﾞﾝｯ》
《ﾊﾞﾝｯ》
《ｳｨｰ》
自律思考固定砲台が銃器を出してきた
渚「やっぱり！」
杉野「かっけぇ！」
自律思考固定砲台は
そのまま殺せんせーに銃器を向けて発射する
当然、皆にも危害を加えるのは
当たり前と言ってもいいだろう
殺「濃密な弾幕ですが
ここの生徒は当たり前にやってますよ
それと、授業中の発砲は禁止ですよ」
自律思考固定砲台「……気を付けます
続いて攻撃に移ります」
「「え…」」
烏間「ここからが本領発揮だ
彼女は自らの機能で進化する」
自律思考固定砲台「弾道再計算、射角修正
自己進化フェイズ5-28-02に移行」
殺せんせー「ちっちっち！こりませんね！」
殺せんせーの顔は黄色と緑のしましま
誰もが思ったまた同じ射撃だと
でも
《ﾌﾞﾁｭ》
違かった
自律思考固定砲台「次の射撃で殺せる確率
０．００１％未満
次の次の射撃で殺せる確率０．００３％未満
卒業までに殺せる確率９０％以上」
殺せんせー「にゅる…」
自律思考固定砲台「それでは殺せんせー
続けて攻撃に移ります」
そして攻撃をし続ける自律思考固定砲台
自律思考固定砲台「２発の至近弾を確認。見越し予測値計算のため、主砲を４門増設し
さらに攻撃を継続します」
教室にいる皆は
その攻撃に当たらないように伏せていた
皆は彼女を甘く見ていた
というより
認識を間違えていた
目の前にいるのは紛れもない
殺し屋だ
ビッチ「自己進化する固定砲台…
すごいわね」
烏間「彼女が撃ってるのは
ＢＢ弾だが…
そのシステムはれっきとした
最新の軍事技術だ
確かにこれならいずれは…」
ビッチ「そう上手くいくかしら
この教室がそんなに単純な暗殺場なら…
私はここで先生なんてやってないわ」
そう言って教室の前から立ち去るビッチ先生
教室の中でただ1人だけ
貴「…お前には殺させない」ﾎﾞｿｯ
そう呟いていたのは
殺せんせーも誰も知らない
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年12月13日 13時
