26時間目 ページ27
Aside
みんなすごい殺気を出してタコさんを探してる
そんな時
《ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯﾌﾟﾙﾙﾙ》
浴衣に入れてたスマホが鳴る
貴「？もしもし」
『Aか？』
貴「…がっくん？」
『あぁ、僕だ』
貴「どーしたの？急に」
『ちょっとな』
貴「ん？」
『…E組はどうだ？』
貴「楽しいよ」ﾆｯ
『…お前の成績ならすぐに戻ってこれるぞ』
貴「…戻らないよ」
『…なんでだ？』
貴「好きになっちゃった」
『はぁ？誰をだ？』
貴「ん？E組のみんな」
『…お前なぁ』
貴「…私の居場所はここなんだって
そう思わせてくれたのは
ここだけだよ」
私はみんながタコさんを探しながら
走り回るのを見ながら電話先にそう言った
『…そうか
だが、気が変わればちゃんと言えよ
僕も理事長も大歓迎だからな』
貴「ありがと…学秀」
『あぁ、そろそろ切るな
おやすみ』
貴「おやすみ」
そう言って切った
学秀との関係は後ほど
私はなんだったんだろうそう思いながら
また自動販売機の方に足を進める
すると
今度はゆーまと陽斗がいた
磯貝「あ、A」
貴「やっほ〜！」
前原「お前も飲みもん？」
貴「うん！」
前原「よし！俺様が奢ってやろう！磯貝もな！」ﾆｯ
貴「ほんと！？ありがとー！！」
磯貝「え、いいのかよ…」
前原「おう、何飲む？」
貴「んー…いちごオレ！」
前原「あいよ！磯貝は？」
磯貝「俺は…りんごオレかな」
前原「んじゃ俺バナナオレ〜！」
そう言ってオレシリーズを買って
またまた近くの椅子に腰がける
磯貝「そういえばA毎回それじゃないか？笑」
前原「弁当の時もなにか飲んでるとしたらそれだな」
貴「へへ笑これ美味しいよ！」ﾆｯ
前原「まじ！？今度買ってみるわ！」
貴「うん！」
磯貝「修学旅行ももう終わりだな」
前原「だな」
貴「殺せんせー殺したらもう1回来たいなー！」
磯貝「修学旅行もっと欲しいよな笑」
前原「明日午前中奈良回って帰るんだろ？」
貴「そーそー！奈良！！」
磯貝「奈良といえば鹿だな」
貴「なんか楽しそー！！」
前原「はは笑」
明日で修学旅行は最後
いろいろあったけど楽しかった
また来たいなそう思えたこの2日間
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年12月13日 13時
